写真提供:Eddie Fowke/IFSC

2019年10月26、27日の2日間にわたり千葉県印西市・松山下公園総合体育館で行われたクライミングW杯・リード種目最終第6戦、「IFSC クライミング・ワールドカップ リード 印西 2019」で清水裕登(愛媛県連盟)が優勝を飾った。清水はW杯初優勝、4位であった波田悠貴(日本体育大学)を抑え、今大会で頭角を表した。
女子では日本人選手から入賞者は出なかったものの、野口啓代(TEAM au)が4位、野中生萌(XFLAG)が5位、谷井菜月(私立橿原学院高等学校)が6位と好成績で続いている。
年間ランキングでは男子は原田海(日新火災)が自身最高位の4位にランクイン。女子では今年W杯デビューであった谷井が3位、野口が5位であった。

写真提供:Eddie Fowke/IFSC 野中生萌

大会結果

男子リード

優勝:清水裕登(愛媛県連盟)
2位:アルベルト・ヒネス・ロペス(ESP)
3位:ステファノ・ギルソフィ(ITA)
4位:波田悠貴(日本体育大学)
5位:ジェシー・グルーバー(USA)
6位:ショーン・マッコール(CAN)

女子リード

優勝:キム・ジャイン(KOR)
2位:ヤンヤ・ガンブレット(SLO)
3位:ソ・チェヒョン(KOR)
4位:野口啓代(TEAM au)
5位:野中生萌(XFLAG)
6位:谷井菜月(私立橿原学院高等学校)

年間リードランキング男子

1位:アダム・オンドラ(CZE)
2位:アルベルト・ヒネス・ロペス(ESP)
3位:ショーン・マッコール(CAN)
4位:原田海(日新火災)
5位:ステファノ・ギルソフィ(ITA)

年間リードランキング女子

1位:ソ・チェヒョン(KOR)
2位:ヤンヤ・ガンブレット(SLO)
3位:谷井菜月(私立橿原学院高等学校)
4位:ルチカ・ラコベッチ(SLO)
5位:野口啓代(TEAM au)

リードとは

リードとはスポーツクライミングの一種目。高さ15メートル以上の壁を安全のためのロープをクイックドローと呼ばれる器具に引っ掛けながら登り、6分の制限時間内に到達できた高度を競う。

写真提供:Eddie Fowke/IFSC 野口啓代

大会概要

大会名称:IFSC クライミング・ワールドカップ (L) 印西 2019
開催地:印西(日本)
開催日程:2019年10月26日 〜 27日
開催種目:リード

写真提供:Eddie Fowke/IFSC
文・金子修平

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