渋谷〜原宿〜表参道エリアを中心に、多拠点でカンファレンスや体験プログラムが開催される都市回遊型イベント「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2019」が今年も開催。『NEW RULES. 〜新しい価値観〜』を新たなテーマに掲げ開催される、多様な未来を考える12日間の注目イベントをFINE PLAYがPick up!

ストリートアートと落書きの境界

ストリートアートと単なる迷惑行為である落書きの境界と、それぞれの在り方について語るトークセッションイベント。パネリストにはグラフィックアーティスト、渋谷で落書き消しに取り組む人等を集め、参加者も一体となり今後のまちのありかたについて考えるイベントとなっている。

  • 日時:2019.09.14(土) 13:00〜14:00
  • 場所:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町25−18 NT渋谷ビル

渋谷区アイリス講座「渋谷からガラスの壁を壊そう! スポーツとジェンダーの平等」

オリンピック憲章はあらゆる差別の禁止をうたっているが、「性別、性的指向による差別の禁止」、つまり性的マイノリティも含むあらゆる性差別を明確に禁止していることは残念ながら広く知られていない。
日本のスポーツにとってジェンダー平等推進の大きな契機となりうる2020年を前に、順天堂大学女性スポーツ研究センター(JCRWS)の協力を得て、2日間、4パートに渡ってアイリス講座「渋谷からガラスの壁を壊そう!スポーツとジェンダーの平等」※を開催する。
性的マイノリティであることをオープンにしている現役アスリートに聞く日本の競技カルチャー、「男女」「性的マイノリティ」のスポーツ参加に関する国内外の最新トピックス、性の健康や引退後のキャリア形成といった日本人女性アスリートのライフプランニングの難しさについて話を伺う。
※渋谷男女平等・ダイバーシティセンター<アイリス>は、「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」に基づき、ジェンダーやセクシュアリティにかかわらず、誰もが互いを尊重し合い、生き生きと暮らせる、多様な性の共同参画社会を目指すための啓発事業「アイリス講座」を開催している。  (アイリスは、渋谷区の区のである花「ハナショウブ」にちなんでつけられた当センターの愛称)  今年度のアイリス講座は本企画の他に、青山学院大学で公開講座「LGBTから『共生社会』を考えてみよう」(11-12月、全5回)を開催するなど、外部との啓発コラボレーションに注力している。 ※このアイリス講座は「ソーシャルイノベーションウィーク渋谷」の連携イベントとして開催される。

  • 日時:2019.09.14(土) 10:30〜15:30
  • 場所:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23−21 渋谷区文化総合センター大和田

Meet up「スポーツが引き出す地域の可能性」

4人のパネラーによってなされる「スポーツが引き出す地域の可能性」についてのトークセッション。

パネラー

齊藤祐也
東京高校1年からラグビーをはじめラグビーの名門明治大学に入学。
卒業後はサントリー、USコロミエ(仏)、神戸製鋼、豊田自動織機でプレー。03年オーストラリアW杯日本代表として出場。日本代表は通算14キャップ(出場数)。11年現役を引退。
BBOY KENTARAW (白井 健太朗)
山口県出身、東京都在住。
中学、高校と中国で育ち培ったその日本人離れした創造力は、 ダンス界の中でも異才を放ち多くのダンサーを魅了している。
THE FLOORRIORZ(ザ・フローリアーズ) という世界一のチームに 所属し世界大会は前人未到の三連覇中。
現在は、ダンスの実力もさることながらMCなど多方面にもその存在感をみせ、広く活躍している。

西祐美子
サンロッカーズ渋谷 広報、地域・行政担当
日本大学法学部卒業後、株式会社丸井グループへ就職。2013年よりbjリーグ(日本バスケットボールリーグ)所属、千葉ジェッツ(株式会社ASPE)へ転職しバスケットボール界へ飛び込む。
2016年Bリーグ発足に伴いプロ化、またフランチャイズを渋谷区へ改めたサンロッカーズ渋谷(株式会社日立サンロカーズ)へ転職し、渋谷区初のプロスポーツチームとして広報、地域・行政担当を担う。

松浦茂樹
ライブドア(現LINE)やWIRED.jp、グリーでネットメディアの立ち上げや運営を担当。ハフポスト日本版初代編集長就任を経て14年9月にスマートニュースに入社。マーケティングコンテンツ開発担当ディレクターとして企画プロデュースを行う。

  • 日時:2019.09.17(火) 19:15〜21:00
  • 場所:〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2丁目21−1 渋谷ヒカリエ 8階 8/COURT

Meet-Up「街とスポーツのミライ」

これからの街とスポーツとのあるべき形について、スポーツチームと街や地域社会との関係性、これからのミライについて実際にプロスポーツチームを運営する代表たちがパネルディスカッション形式で対談。都心のスポーツチームと地方都市のスポーツチームの違いやプロスポーツが多様化する中で今後どのようにスポーツと街が関わりを続けていくべきかを語る。

*イベントは観覧無料。座席数に限りがるため、観覧は先着順。

モデレーター

株式会社ミクシィ スポーツ事業部 部長 石井宏司

パネラー

石井宏司
1997年に株式会社リクルートに入社。新規事業、人事コンサルティング、企業再生コンサルティングなどに従事。2009年に株式会社野村総合研究所に経営コンサルタントとして入社。経営改革、新規事業、企業再生などのテーマでコンサルティングを担当。
2014年頃よりスポーツを中核とした都市再生や新成長産業としてのスポーツ産業の成長支援に携わるようになる。スポーツ庁未来開拓会議提言、スポーツ庁大学スポーツ改革検討会議委員、などに就任。大阪経済大学客員講師(スポーツ情報学)、日本女子プロ野球機構事業理事、株式会社スポーツマーケティングラボラトリー執行役員などを歴任。
2019年より株式会社ミクシィにジョイン、スポーツ事業部にて事業部長就任、現在に至る。

大金直樹
1966年生まれ。1989年に筑波大学卒業後、同年4月に東京ガスへ入社。同社サッカー部へ入部。
1995年、現役を引退。2011年、東京フットボールクラブ株式会社 常務取締役就任。2015年、同 代表取締役社長 就任。

岡田優介
1984年生まれ。東京都出身。小学5年生からバスケットボールを始め、青山学院大学を卒業後、2007年にトヨタ自動車アルバルクに加入。その後、つくばロボッツ、広島ドラゴンフライズ、千葉ジェッツで活躍し、2016年シーズンより京都ハンナリーズに移籍。2009年に日本代表初選出、2013年には一般社団法人日本バスケットボール選手会を立ち上げ、初代会長に就任。
プロ選手として活動する傍ら、2010年に公認会計士試験に合格。新日本有限責任監査法人にて非常勤で勤務するなど、二足のわらじをはく。それに加え、私塾岡田優介会計塾の講師、3人制プロバスケットボールチームTOKYO DIMEのオーナー、バスケットボールスクールや渋谷の飲食店「Pizza & Sports DIME」の経営を行うなど、幅広く多方面で活躍している。

忰田康征
スポーツ庁 参事官(民間スポーツ担当)付 参事官補佐
1986年福岡県北九州市生まれ。
2009年早稲田大学卒業後、経済産業省に入省。地域経済政策や貿易政策等を担当。
2015年から2年間、オーストラリアのグリフィス大学でスポーツマネジメント修士号を取得。
2017年6月からスポーツ庁に出向中。
スタジアム・アリーナ改革やスポーツ経営人材の育成・活用、SOIP(スポーツオープンイノベーションプラットフォーム)、スポーツシェアエコの推進等を担当。
スポーツ界と他産業間の交流を促進するため、プライベートでもスポーツビジネス交流会を開催。

  • 日時:2019.09.19(木) 19:15〜20:15
  • 場所:〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2丁目21−1 渋谷ヒカリエ 8階 8/COURT

FINE PLAYがPick upする上記4イベントはもちろん、「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2019」には魅力的なイベントが多数。ぜひ、この12日間に渋谷へ足を運び多様な価値観について考えてみてはいかがだろうか。

実施概要

  • 名称:SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2019
  • 開催期間:2019年9月11日(水)〜22日(日)
  • プロデューサー:金山淳吾(渋谷区観光協会理事長)/ 長田新子(渋谷未来デザイン事務局次長)
  • 主催:SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 実行委員会
  • 共催:渋谷区
  • 後援:一般財団法人渋谷区観光協会 / 一般社団法人渋谷未来デザイン 等
  • 主会場:渋谷ヒカリエ
  • 連携会場:渋谷ストリーム / 渋谷キャスト / 渋谷キャストガーデン / 渋谷区役所 Space428 /
    スペースオー 等

関連リンク

SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2019
渋谷未来デザイン